ゴルフクラブの開発で初めてＡＩ（人工知能）を導入しました。通常、人が開発において設計と修正を行う場合、８～１０回しかできないところ、ＡＩはなんと同じ行程を１５，０００回も実行します。ＡＩが自己学習を繰り返して導き出した「ＦＬＡＳＨフェース」は、裏面に、左右非対称で波打つ独特な凹凸を持ち、たわみ、反発、耐久性にすぐれたものに形成され、優れた飛距離性能を発揮します。また、ＦＬＡＳＨフェースの裏側には、エピックやローグシリーズで驚異のボール初速をもたらしてきた“2本の柱”「ジェイルブレイクテクノロジー」を搭載。これら２つの革新的な技術を組み合わせることで、ボール初速を、かつてないレベルにまで高めました。クラウンには、従来モデルよりさらに進化させた「Ｔ２Ｃ」を採用。カーボンの編み込みがより細かくなっており、これにより強度、剛性を保ちながら、さらなる軽量化が可能となり、多くの余剰重量を適正に配分し、ヘッドの慣性モーメントの最大化に貢献しております。ソール後方には、キャロウェイが長年にわたり採用し、効果も実証されているペリメーター・ウェイティングを搭載し、１２ｇのウエイトをレールに沿ってスライドさせることにより、自分好みの弾道に調整することが可能です。シャフトには藤倉ゴム工業社のスピーダーエボリューション５カーボンシャフトを装着しており、超高弾性炭素繊維９０ｔカーボン素材と東レ社の高強度炭素繊維Ｔ１１００Ｇを組み合わせることでフジクラらしい強烈な弾きを持たせました。加えて、ＭＣＴ（メタルコンポジットテクノロジー）で設計自由度を上げるとともにアウターバイアステクノロジーで無駄な動きを抑制しており、ねじれとしなり戻りが一体化したシャフト挙動で抜群の振りやすさと安定感を実現しています。